店名にちなんで、"BLUE LIGHT"の名演の逸品が収録されている一枚。
アーシーでファンキーな名盤なら多くあるが、学者肌のジジ・グライス(as)と、知性派トランペッター、アート・ファーマーの双頭コンポ、ねばっこいイーストでありながら、ハードバップの旨味を放つ、モダンジャズの創盛期のスリルある名盤。




1973年という、モダンジャズの最盛期をはるかに過ぎた年代の録音だが40年代からBIGバンドで鳴らし、数多くの名盤セッションに顔を出す、白人テナー、豪放な音色と繊細なトーン、インスピレーション、JAZZのもはや冷めてしまった70年代にP.ハンクジョーンズ他名手を従え、上質で魅力的な逸品。
まだまだ若々しいコンセプション。アドリブも、聴き応えのある名盤。
 
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